朗 読<詩&音楽>№1/445(よし子)のページ/リンクページ

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著作等日高よし子/更新2014.1.15/著作権を侵害しない範囲の使用引用可/このブログの作品(既に私本詩歌集夢現シリーズ等に掲載分)に興味ある人はEmailをー
 
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1.(朝のイメージ) 太古むかしと現在いま 
      角を 折れると いきなり                
 太陽が 産ぶ声を 上げて 真視界に 飛び込んで来た     
 円の 輪郭から 発せられる 荘厳な 光の 塊       
 そうだ 全て これだったのだ!             
  初まりも そして  終りも!              
 (何という 人間の ちっぽけさ)            
  太陽が 伸びて行く 其の道の 角を 折れると  又     
  「影」に 入った                      
   「ふと 想う…………」              

 太古の人が 全視界に 太陽を仰ぎ            
 「朝」「昼」「夜」を 測り  大自然の          
  愛の中で 生きていた頃を                

人間の 叡智の宿命が築き上げた 現代に在る 私達      
 「人類の進化」と 「自然の退化」             

 そして 人は 何を 持ち 得たか?            
一分一秒の 時間との 闘い?
  心の翳り?        
 
                                  

「太古むかし」と「現在いま」と 生きる喜びは?        
                     (詩歌集第3集夢幻より)

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2.
『蜘蛛さん/幸 福 感』
 


  夢器 おかわり何杯 満腹感? 

  蜘蛛さんも 夢を見るかなァ。    
 多分、産まれて 未だ日の経たない、体調が一ミリ程の蜘蛛の子供が、
    ベニヤ板の壁面を、登ろうとしていました。

が、少し登っては、滑って 落ちて、再度挑戦して、又、落っこちて、
今度は、その横の柱の方を登って、何とか、上って行きました。
 それは、一ミリの肉体の空腹を満たす為の「満腹」と言う「幸福」を
 求めている 必死な姿でした。

 大昔の、人間の先祖の姿を見る様な、虫達の身体分の「幸福感」 

 ───それだけで、良かった頃───  
 
    今日が終われば、もう昨日になる。 過ぎれば、昨日の積み重ね。

 ───眠っていて 夢を見る  良い夢でも 悪い夢でも
      目が覚めれば 過ぎてしまう─────      

  「現実に 楽しかった事」と 「夢で楽しかった事」の
   違いは 何?
 本当に 眠ってしまう時には 永遠に 覚めない夢の中──。   

  で、あの蜘蛛さん、降りる時 今度は 簡単に
  スルスル 降りて行きました。
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3. 『早かれ 遅かれ』              
 早かれ 遅かれ  

 朝になるか 昼になるか              
  清掃は せねばならぬように                   

 遅かれ 早かれ   人 生きもの 皆 生きるように           
  皆 死ぬように 失せる                      

  早かれ 遅かれ 

 するべき事は せねばならないし         
 遅かれ早かれ  悟らねばならない                   

 「明日」に 悔やみたくないなら                    
 「今日」 死ぬしかない                      

 「今日」を 止めたいなら  同じように                 
 
 それが 出来ぬのなら      
     「遅かれ 早かれ」 
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4.  『文 明』   (平成10年11月3日)
    文明は 後に 戻れない                       
  人間が 爆弾を 創った日から                 
  自身も 其れに 見交われる 可能性を孕む               
   文明は 想造力の 産物                      
 「第三の波」に 対処する 想像力を 働かせる事が          
 これからの 各自の 自衛手段に なるだろう            

  「知らなければ 良かった」………………               
 いつか きっと そう想う日が 来るであろう。           

  “ 「ディスカバリー」 万葉仮名から ひらがなへ              
    「時代のページ」 人類の宿題
 ”

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5. 『ほどほどの』                      
“ ほどほどの ほどよき人生 平々凡”  
                
ほどほどと、言う事程 難しい事は無い。                 

 何故なら どの辺りが程々かと言う事が測れないから。         
 
強いて考えるに「腹八分目」の 満足感で退ける人にある         

 「ほど良き人生」                           

 天才を 羨む事は無い。

腹八分目では済まされぬ 業火を背負った──彗星 

 詩人を 羨む事は無い                         
心の鏡を 手放す事が出来無い 生きもの                 

 自身の心の中で開く花は 何であるか?                 

人に依っては 「食べる物」「装飾品」「ブランド物」等々 
あるだろうけれどそれ等に「蝶」を見る事の出来ないのが
「詩人」であろう。        

 直感的な 感性の弦に 触れてゆくもの                 
そんな蝶にこそ 花弁は 蜜となる                    

 さりとて 羨む事は無い 
 各自の「物」が違う様に            
 それしか その様にしか 生きられないのだ。              

明日も 開くとは限らぬ 花       

「生」と言う 「問」を掲げて、 
「死」と言う「答」に 至る迄。                     

 どれが、最良の「正解」だったか?                     

千差万別───自分にだけ ある「答」           
自分にしか ない「答」
  (「夢幻」第2部「父・瓦解」より) 画像



6.水・純粋  

 (朱に混じれば、赤くなる………と言う)

 ──純粋に 
    純粋から 産まれたから             
    純粋に 還りたい。                   

    人は 本当は その為にだけ               
    生きていきたかったのに                 

   不純を 身に つけてしまった。             

    だから 純粋に あらわれて               
    純粋に かえりたい ─────
      
     
    人は 人と混じり  汚れ                 
   人は 人の生き方に 汚れを 洗う 
 

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7.脳内事項・のっぺらぼうの21世紀 

 雨が降った日、傘を差す。
何故?
 濡れれば冷たいから。

それでは「冷たい」と言う機能を消しましょう。 
そしたら?

「ほんまや、傘要らん、便利になった」。 

 次は?
「寒い」「暑い」。
それでは シュッ!

(ゴキブリ殺虫剤ですか?) 
まぁ、そんなもんです。

うわぁ、冬も夏も快適。

 ほんと?ノウノウ

のっぺら棒の坂か 径か のっぺら棒が 流れて来る
  のっぺぼうは 泣かない
  のっぺらぼうは 笑わない
  だから のっぺらぼう。

 山とか 谷とか 昔は あったんだっけ?

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8.●○●○●○


 
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9.『人間の強さ』 

 今は秋、の少し前の夏、にゃこリンのお買い物途中の道で、子供たちが棒を持って蟻塚をほじくっていました。大わらわで、逃げる蟻や、死んでしまった蟻たち。─────最近、地球のあちらこちらで地震があるけれど、蟻達にしたら、そんな大災難に遇った、と言う事でしょう。    あの死んだ 蟻達は、「おばあさん」や「おじいさん」「赤ちゃん」や  「小さい子供達」かも知れませんね。私は、猫科の生きものですが、人間の「強さ」、本当の強さとは、そういう弱いものに対して、優しく出来る、それが「人間」の強さと、思えるですが。

  動物の世界こそ、弱肉強食─────力と力の、対、強さ。      

人間の、精神の強さ───自分自身に克つこと────それは優しさ。   
  全ての生きものを慈しむ心。弱いものには、より優しく。          

自分を、動物界に滯めるか。人間界に、引き上げるか。       

あの、棒を持っている、子供たちは、人間の顔をした「カマキリ」に、見えました。
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10.『恥を知る』 

 テレビから、映画か何かの声が聞こえます。

「いいか、あの『黒』いのを『白』と言え!その代わり金をやるからな」と男の声。
 次々白、白と聞こえてきます。
       その度にチュー、チューと、何処からか、にゃこリンの好きなネズ公の声。

何人かのあと、『黒』という声がはっきり聞こえました。
「何!もう一回言ってみろ!」
       それでもやはり『黒!』。

「チュー」と言う代わりに思わずネズミも飛び出してきて、
テレビの画面を喰い入るように見ています。

にゃこリンに食べられるかも、知れないのに・・・・。<


自分の心の声を聴くことを知っているのを、
「恥を知る」と言うんやなァ。
という字を見たら、よう解るのに、にゃん。